多摩のトピックス

「99歳の彫刻家・関頑亭-声字実相義 耳で見つめ、目で聴く」 7月1日まで国立のたましん歴史・美術館で開催

99歳の今も制作を続けている彫刻家、関頑亭さんの初期から近作まで展示して、関さんの生き方そのものに迫る作品展「99歳の彫刻家・関頑亭-声字実相義 耳で見つめ、目で聴く」が、7月1日までたましん歴史・美術館(国立駅南口前、たましん国立支店6階)で開催されている。

関頑亭さん(本名・保壽)は大正8(1919)年、北多摩郡谷保村に生まれ、17歳で彫刻家・澤田政廣に弟子入り。21歳の時、徴兵で配属された旧満州(中国東北部)ハルピンの極楽寺で普蔭法師に会い、密教の世界を知った。除隊後の26歳の時に東京都中野区の宝仙寺の住職・富田斅純(こうじゅん)老師から弘法大師の説く「声字実相義(しょうじじっそうぎ)」の教えを乞う。富田老師に密教の教えを授けられるに至り、その世界を深めていった。

1956年、太平洋画会展で東京都知事奨励賞受賞、61年、高安寺(府中市)に金剛力士像を制作奉納、76年、亀山本徳寺(兵庫県姫路市)の大広間北殿(桜の間障壁画)を制作。60歳代、70歳代では、30年以上研究した脱活乾漆という古典技法で弘法大師丈六坐像を4年がかりで制作し、92年、宝泉寺に奉納。さらに政策に20年余りかけた不動明王坐像が昨年完成した。

作品展では木彫、脱活乾漆など彫刻作品を中心に、最初期のパステル画や50歳代、60歳代で描いた仏画、近年の旅先でのスケッチ作品や書なども展示している。

 

▼ギャラリートーク=6月8日14時。学芸員が案内。

▼子ども向けギャラリートーク=6月2日14時。小学3年以上。

 

10-18時開館(入場17時半まで)。月曜休館。入館料300円(中学生以下無料)。

《問》042-574-1360たましん地域振興財団。

http://www.tamashin.or.jp/r_bijutsu/

 

 

 

「たましんコレクションより 武者小路実篤と白樺派の画家たち」 5月13日までたましん御岳美術館で開催

 

武者小路実篤「自画像」(油彩)

 

文学、演劇、美術など多彩な芸術活動を展開した武者小路実篤(1885-1976)。実篤の書画、油彩などのほか、実篤が思想的に指導的な役割を担った文芸誌「白樺」に影響を受けた岸田劉生らの作品も展示する「たましんコレクションより 武者小路実篤と白樺派の画家たち」が5月13日までたましん御岳美術館で開かれている。

実篤は40歳の頃から絵筆をとり、身近な人物、野菜や美術品などを丹念に描いた。作品は独自の風趣に富み、自然への愛、生命への讃歌が謳いあげられ、多くのファンを持つ。

文芸誌「白樺」は学習院の出身者が中心となって1910(明治43)年から13年間にわたって刊行され、文学だけでなく、ロダンやセザンヌなどの西洋美術も紹介し、岸田劉生ら当時の芸術家たちに多大な影響を与えた。

同展ではたましんコレクションの中から、実篤の作品のほか、劉生、椿貞雄、河野道勢らの作品も展示している。

「倉田三郎 旅の素描-フランス-」を併設展示。

▼学芸員によるギャラリートーク=4月14日、5月12日11時と13時。申し込み不要。

▼スケッチの日=4月10日、11日。スケッチ道具、キャンパスボードを無料貸し出し、学芸によるアドバイスあり。記念品付き。申し込み不要。

 

10時-16時半開館。月曜休館(祝日と振替休日の場合、開館し、翌日休館)。たましん御岳美術館は青梅線御嶽駅から1・5㌔。入館料500円(高大生400円、小中生300円)。

《問》0428-78-8814同美術館。

https://www.tamashin.or.jp/mitake/

 

 

アジアゾウ舎運動場特別開放「はな子とさくら。」

井の頭自然文化園(吉祥寺駅徒歩10分)で1954年から暮らし、多くの人に愛されながら2016年5月に69歳で亡くなったアジアゾウはな子。その運動場の一部を特別開放する「はな子とさくら。」が3月28日から4月1日まで11-16時開催される。はな子が見ていた風景を同じ場所から追体験することができる。

 

会期中は毎日12時半、13時半、14時半の3回、東京芸大の学生によるミニコンサートを開催する。

▼28日=飯守朝子ソロバイオリン~バイオリンソロによる名曲シリーズ

▼29、31日=東京藝大サクソフォーンカルテットによるクラシックサクソフォーンから楽しいポップスまで

▼30日=オペラむじによる野外でオペラ

▼4月1日=ファゴット、チェロによる低音の魅力をお届けする二重奏

 

入園料400円(中学生150円、65歳以上200円、小学生以下と都内ザ中の中学生無料)。

《問》0422-46-1100同園。

http://www.tokyo-zoo.net/zoo/ino/

 

真冬の動物園で音楽を      文化園コンサート「February Concert at the Zoo」

井の頭自然文化園では毎年、プロの音楽家を招いて園内の彫刻館で無料コンサートを開催していて、今年も2月11、18、25日13時半から15時ごろまで開く。

 

▼11日=「ビューティフルハミングバードライブ」。歌とアコースティックギターによる音楽ユニット「ビューティフルハミングバード」が出演。

▼18日=「真冬の昼の夢」。ピアニストで作曲家の福原さんと、嶋崎雄斗さん(パーカッション)、国吉静治さん(フルート)、森田文哉さん(バズソー=ノコギリ)が出演。

▼25日=「絵本『ねこのたまたま』歌う朗読&スペシャルコンサート」。NHKィテレの子ども番組「シャキーン!」の「にほんご音頭」の作詞作曲や絵本「ねこのたまたま」(いぬんこ絵)の作者として知られる倉本美津留さんが出演。

 

定員150人(申込不要)。入園料400円(中学生150円、65歳以上200円、小学生と都内在住の中学生無料)。

吉祥寺駅公園口徒歩10分。

《問》0422-46-1100同園。

http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&inst=ino&link_num=24607

 

玉川上水の植物 8 日シンポジウムで発表  マップ配布も

玉川上水沿岸に住む市民有志が「玉川上水 花マップネットワーク」を作り、昨年4月から毎月、羽村から杉並まで上水の開渠部全長30㌔の両岸を歩いて植生調査をした。1月8日14-16時、小平市中央公民館(西武多摩湖線青梅街道駅徒歩4分)でシンポジウム「玉川上水 花マップって何?」を開き、調査報告を発表するとともに、記録をもとに作成したマップ「玉川上水 花マップ2017・夏」(A5判、24ページ)を参加者に配布する。

シンポジウムではネットワークのメンバーがこれまでの活動報告、今後の活動予定を発表するほか、調査の指導をした元麻布大学教授・高槻成紀さん(保全生態学)と、ネットワークメンバーで武蔵野美術大学教授(文化人類学)で探検家、医師として知られる関野吉晴さんが講演する。またパネル展示もある。

「ちむくい(ちいさな虫や草やいきものを支える会)」主催。「玉川上水 花マップネットワーク」共催。参加費300円。事前申込不要。

《問》080-5019-0153リー智子。

https://t-ramsar.jimdo.com/

「むさしの市民平和月間2017」  12月まで順次開催

武蔵野市では1944年、米軍による大空襲により多数の犠牲者が出た11月24日を平和への祈りを込めて「武蔵野市平和の日」と制定している。1946年、日本国憲法が公布された11月3日から24日を中心に、「むさしの市民平和月間2017」としてさまざまなイベントが開催される。

 

▼上映会「いのちの海 辺野古 大浦湾」(2017年)「いのちの森 高江」(2016年)=10月2213時半-16時半、三鷹市消費者活動センター(三鷹駅南口徒歩5分)。監督は謝名元慶福さん。ゆんたく井の頭主催。カンパ500円。《問》0422-30-5364、070-5451-7010荒瀬。【http://yuntakuinokashira.hatenablog.com/

▼中国民衆と共に歩んだ戦後~八路軍の経験と戦争犯罪への取り組み~=10月29日14時-16時半、武蔵野商工会館ゼロワンホール(吉祥寺駅北口徒歩5分)。講師の山邉悠喜子さんは終戦を父親の赴任先の中国東北部で迎え、1945年12月、16歳の時に東北民主聯軍(後の中国人民解放軍第四野戦軍)後勤衛生部に参加した。1980年代末から黒竜江省、吉林省、遼寧省を中心に歴史調査を続けてきた。むさしの科学と戦争研究会主催。《問》080-3157-1858鳥居。

▼武蔵野憲法ゼミナール「国の形“抑止論”を乗り越える」=11月2日19時-21時15分、武蔵野市本町コミュニティセンター(吉祥寺駅東口徒歩3分、ヨドバシカメラ裏)。資料代500円。《問》0422-22-4227伊藤。

▼フィールドワーク「中島飛行機武蔵製作所と空襲の跡を探る」=11月3日9時半、武蔵野市役所北駐輪場(三鷹駅北口からバス、武蔵野市役所前下車)集合。資料代500円。武蔵野の空襲と戦争遺跡を記録する会主催。《問》0422-52-0288秋山。

▼ワークショップ~憲法を歌ってみよう~=11月5日10時-11時45分、武蔵野市立吉祥寺美術館音楽室(吉祥寺駅北口徒歩5分、コピスA館7階)。林光作曲「憲法・はじめのことば」「第9条」を歌う。指導は二期会会員の声楽家・飯村孝夫さん。参加費無料。楽譜は貸す。できれば事前に申し込みを。自由な風の歌合唱団有志主催。《問》090-6137-1821池田。

▼戦争と童謡=11月7日19時-20時半、けやきコミュニティセンター(吉祥寺駅北口からムーバス吉祥寺北西循環でけやきコミセン下車)。歌は柴田夏乃さん、伴奏と解説は坂口博樹さん。参加費1000円。戦争と童謡を考える会主催。《問》03-3395-5967坂口音楽工房。

▼身近な人の戦争体験を共有しよう=12月8日13時半、水曜カフェ(吉祥寺駅北口バス、北町4丁目下車)。資料代100円。《問》0422-36-3767砂川。

▼憲法を学ぶ会「自衛隊加憲・9条2項削除改憲論と政府解釈」=11月9日19-21時、武蔵野市本町コミュニティセンター(吉祥寺駅北口徒歩5分、ヨドバシカメラ裏)。講師は一橋大学名誉教授(憲法学)・浦田一郎さん。資料代500円。《問》0422-55-2419斎藤。

▼講演会「自衛隊のいまを語る~朝霞駐屯地の前に立ち続けて~」=11月10日19-21時、武蔵野公会堂(吉祥寺駅公園口徒歩2分)。講師は練馬区平和委員会の坂本茂さん。資料代600円(学生300円)。歴史教育者協議会むさしの支部主催。《問》090-4381-4463黒田。

▼多磨霊園フィールドワーク~忠霊塔から精魂塔へ~=11月11日11時50分、西武多摩川線多磨駅集合。資料代500円。むさしの科学と戦争研究会主催。《問》080-3157-1858鳥居。

▼さよなら原発!三鷹アクションパレードその14=11月12日13時、井の頭公園西園集合。《問》090-8083-1856稲葉。

▼みんなで歌いましょう!「平和の歌」を!=11月14日13-15時、ひびのさんち(吉祥寺駅北口バス、市民文化会館前下車)。大野田福祉の会・居場所ブロジェクト主催。《問》0422-51-6222安藤。

▼ドキュメンタリー映画「美ら海を未来へ~辺野古・高江、新基地建設反対によせる思い~」上映会&トーク=11月16日19-21時、武蔵野プレイス4階フォーラム(武蔵境駅南口前)。トークは映画を制作した国際環境NGO FoEJapan事務局長の満田夏花さん。定員60名。参加費1000円(学生500円)。《申》11月10日までに氏名、住所、電話場号を0422-36-3767生活者ネットワーク事務所。

▼Imagine 想像しようよ、明日を。世界は、まちは、生きていく私は…。~『資本主義の終焉と歴史の危機』を読みながら~=11月26日14-16時、武蔵野市境南コミュニティセンター(武蔵境駅南口からバス、境南三丁目下車)。水野和夫著『資本主義の終焉と歴史の危機』(集英社新書)を読む。雑木林にしたい会主催。《問》0422-33-0633大矢。

▼フクシマを思うシリーズ22「福島の農業の現場から-放射能汚染と向き合う」=11月27日18時45分、光専寺本堂(吉祥寺駅北口徒歩8分)。福島県二本松市で農業を続けながら発信する「きぼうのたねカンパニー」代表取締役の菅野瑞穂さんが話す。またオーボエ&ピアノデュオ「MINAMI&MIKI」の演奏、主催者の一人で俳優の金子あいさんの詩の朗読も。要予約。入場料2000円(大学生500円、高校生以下無料)。入場料の一部は「未来の福島こども基金」に寄付する。フクシマを思う実行委員会主催。《申》氏名、住所、電話、FAX番号、携帯電話番号、メルアドレス、人数を書いてFAX0422-55-7351、またはメールfkomou@gmail.comへ。《問》090-2474-7911鎌内。

▼福島原発事故で緑町に避難してきた小島力・ヤスコさんご夫妻の話を聴く=12月1日13時半、みどりの縁側(三鷹駅北口からバス、武蔵野住宅下車。グリーパーク商店街内)。大野田福祉の会、みどりの縁側主催。《問》0422-53-9936白石。

▼第17回うたごえ喫茶 平和の風=12月2日14時半、武蔵野市西久保コミュニティセンター(三鷹駅北口徒歩7分)。参加費500円(茶菓子代)。むさしの平和の風合唱団主催。《問》0422-54-9054林。

▼講演と写真展示「飯舘村からの報告」=12月3日14時-16時半、三鷹市市市民協働センター(三鷹駅南口徒歩15分)。講師は写真家・安齋徹さん。資料代500円(学生と未成年者無料)。《問》090-8083-1856稲葉。

 

世界的な野鳥図鑑画家、谷口高司さんの作品展と鳥絵塾      井の頭自然文化園で

図鑑一冊をまるごと描ききる野鳥イラストレーターとして国内外で活躍している谷口高司さんの作品展「鳥たちへのおくりもの」が、10月17日-12月3日(月曜休館)9時半-16時半、井の頭自然文化園彫刻館B館(吉祥寺駅公園口徒歩10分)で開催される。

11月23日には野鳥イラスト教室「タマゴ式鳥絵塾」も開かれる。

 

谷口さんは1948年、杉並区善福寺に生まれ、早稲田大学商学部卒業。1994年、日本人として初めて米国スミソニアン自然史博物館から指名発注を受けた。日本で一番数多く野鳥を描いている画家として知られ、著書が多数ある。今回は自選作品と新作のほか、「巣箱」をキーワードに「繁殖のための手助けをしている」さまざまな事例や工夫についても展示する。

入館料400円(65歳以上200円、中学生150円、小学生以下と都内在住の中学生無料)。

▼谷口高司「タマゴ式鳥絵塾」=11月23日10-11時(子ども向け)、11時半-12時半(大人向け)。各回30人募集。参加費300円(画材代金。画材の持ち込みはできない)。往復はがき往診面に参加希望者全員の氏名(ふりがな)、年齢(学年)、代表者の住所、氏名、電話番号を、返信面に代表者の住所、氏名を書いて、〒180-0005武蔵野市御殿山1-17-6、井の頭視線文化園「谷口鳥絵塾」係へ、またはEメールtorie@tokyo-zoo.netで件名を「谷口鳥絵塾」とし、本文に参加希望者全員の氏名(ふりがな)、年齢(学年)、代表者の住所、氏名、電話番号を書いて、送る。いずれも11月2日消印有効(メールは2日までに送信)。

《問》0422-46-1100同園。

http://www.tokyo-zoo.net/zoo/ino/

 

「誕生40周年 こえだちゃんの世界展」 9月3日まで八王子で開催

女の子に人気のロングセラー玩具「こえだちゃん」の誕生40周年を記念して、「こえだちゃんの世界展」が9月3日まで八王子市夢美術館で開催されている。

 

「こえだちゃん」は1977年、タカラ(現・タカラトミー)から木の形の家にミニドールが付いたハウス玩具「こえだちゃんと木のおうち」として発売された。当時はファンシーなキャラクターが大流行していて、「こえだちゃん」もそのファンシー文化の一角を担った。その後もリニューアルを続け、昨年、8代目が発売され、親子2代に引き継がれるロングセラーとなっている。

展覧会では初代から2016年発売のと、初期の「こえだちゃん」のイラストレーター・桜井勇さん原画を中心に展示。最新の「こえだちゃん」と遊べるプレイスペースも設けられ、親子で楽しめる。

8月19日17-18時にはギャラリートークが開かれ、桜井さんと日本玩具文化財団理事長・佐藤豊彦さんが対談し、制作秘話などを話す(申し込み不要)。

 

10-19時開館(入館18時半まで)。月曜休館。入館料600円(高校生以上と65歳以上300円、中学生以下無料)。

JR八王子駅北口徒歩15分。または北口からバス「八日町四丁目」下車。

《問》042-621-6777同美術館。

http://www.yumebi.com/

 

「夏だ!だるまだ!まねきねこだ!! 高畠那生のなつやすみ展」 8月27日まで吉祥寺で開催

奇想天外でナンセンス、それでいてスタイリッシュな絵本で知られる人気絵本作家・高畠那生さんの初の本格的個展「夏だ!だるまだ!まねきねこだ!! 高畠那生のなつやすみ展」が、8月27日まで10時-19時半、武蔵野市立吉祥寺美術館で開催されている。代表作「だるまだ!」とその続編で新作の「まねきねこだ!」の原画全点を展示している。

 

高畠さんは1974年、岐阜県の生まれで東京造形大学美術学科卒業。第25回講談社絵本新人賞佳作受賞。2003年、「ぼく・わたし」で絵本作家デビューした。「カエルの おでかけ」で第19回日本絵本賞受賞。これまでに多数の絵本を手掛けている。

今回は「だるまだ!」「まねきねこだ!」「ぼく・わたし」などの原画のほか、インクのみで叙情的に描いた挿絵など約200点展示。アトリエでの制作の様子を動画で公開している。

 

入館料300円(中高校生300円、小学生以下と65歳以上、障がい者無料)。

吉祥寺駅北口徒歩3分、コピスA館7階。

《問》0422-22-0385同美術館。

http://www.musashino-culture.or.jp/a_museum/

 

色あせない風景 滝平二郎の世界展 7月2日まで三鷹で開催

 

 

きりえ作家として知られる滝平二郎(1921-2009)の画業を振り返る「色あせない風景 滝平二郎の世界展」が、7月2日まで三鷹市美術ギャラリー(三鷹駅南口前、コラル5階)で開催されている。初期の木版画から名作絵本の原画、朝日新聞日曜版に連載 されたきりえの原画まで約200点が展示されている。

 

滝平は茨城県新治郡玉川村(現・小美玉市)の農家に生まれた。高校時代には県内の漫画同人会で活動。高校卒業後、独学で木版画を習得し、身近な農村の日常を題材にした作品を公募展で発表していたが、徴兵により一時中断。1946年に復員後、木版画を再開し、公募展などで積極的に作品を発表して木画家としての地位を確立する。50年代後半からは本の装丁や挿絵を手掛け、児童文学作家・斎藤隆介とのコンビによる絵本「八郎」「花さき山」「モチモチの木」などを発表し、反響を呼んだ。その過程で独自に編み出した「きりえ」の技法を多く用いるようになり、朝日新聞日曜版の連載(1970-78)できりえ作家として広く知られるようになった。

 

7月2日まで(月曜休館)10-20時(入館19時半まで)。

観覧料600円(65歳以上と高校・大学生300円、中学生以下と障がい者手帳持参無料)

 

《問》0422-79-0033同美術ギャラリー。

http://mitaka-sportsandculture.or.jp/gallery/

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