5月2011

■BOGAサロンコンサート「フルートと小さなハープの調べ」

5月23日16時-17時半、バールボガ(吉祥寺駅中央口、ヨドバシカメラ前)。フルート奏者・玉那覇功さんとアイリッシュハープ奏者・菅沼安佐代さんで結成する「ISAYO」が出演。「ロンドンデリーエア」「この道」「月ぬしゃ」などイギリスとアイルランドの曲、日本の曲、沖縄民謡などを演奏する。2000円(1ドリンク付き)。定員25人。
《申》0422-21-8570同店、または0422-22-0758清水。

■司修による「宮澤賢治童話館展」~震災支援特別企画~

5月5-12日11-18時(最終日16時半まで)画廊岳(国立駅南口徒歩3分)。講談社出版文化賞ブックデザイン賞、川端康成文学賞、毎日芸術賞受賞など画家、装丁家、作家、エッセイストとして幅広く活躍する司さん(74=武蔵村山市)が「セロ弾きのゴーシュ」「注文の多い料理店」「グスコーブドリの伝記」などの作品をテーマに制作した版画とスクラッチボードを出品。写真は「ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記」。売り上げは東日本大震災の被災地に義援金として送られる。
初日14時-15時半、司さんのギャラリートーク。

《問》042-576-9909同画廊。

http://kunitachi.shop-info.com/cgi/units/index.cgi?siteid=kunitachi&areaid=36236&unitid=gaku

新連載 観世流能楽師・中所宜夫の「能楽雑記帳」

第一回 能のお話の始まり始まり

 

能楽師は絶滅危惧種?

皆さん、はじめまして。中所宜夫(なかしょ・のぶお)と申します。観世流の能楽師をしています。初めてお会いした方に、能楽師と言いますと珍しいものを見るような目でみられますが、それも当然のことで、現在、社団法人能楽協会に所属している能楽師は1000人少ししかいません。その中で能面・装束をつけて舞台上で能を演じるシテを務める人は半数以下になると思いますから、これはもう立派に絶滅危惧種なのです。

二度の危機を越えた能

能は700年ほど前に観阿弥・世阿弥の親子によって大成され、江戸中期に武士の式楽として完成を迎えました。しかし、明治維新で武士がなくなり、その後、能を支えた貴族と財閥が敗戦でなくなってしまいます。二度とも、能というものがなくなってしまってもおかしくない大事件でしたが、当時の能楽師の、この素晴らしい芸能を必ず次代へ伝えなければならないという使命感に支えられて、今日も能は生きた芸能であり続けています。その存続には家元制度と封建的な世襲の習慣が大きな力となりましたが、能というものが継承するに足る素晴らしいものだという認識を皆が持っていたことは間違いありません。

2010年12月26日 
国立能楽堂 現代能『光の素足』
(撮影・渡辺国茂)

 

 

 

能楽師への道

私は、勤め人で謡を趣味としていた父によって、幼い頃から能に親しんでいました。中学に入った頃から、父に手ほどきを受け、謡と仕舞を始め、大学でも能のクラブに入りました。卒業後、会社勤めをする気にはなれず、大学に残るか能楽師になるかという選択肢に、面白そうなので能楽師を選び、4年生の春に観世喜之先生の内弟子になりました。当時の能楽界は、世襲の人が8割くらいではなかったかと思いますが、幸い喜之門下の九皐会(きゅうこうかい)には世襲以外の人も多く、よそ者という意識はほとんどなく修行時代を送ることが出来ました。独立後は、観世九皐会所属の能楽師として現在まで活動をしています。

生きた芸能か? 伝統の遺物か?

二度の危機を乗り越えた能ですが、戦後から現代に至る社会の急激な変化は、能を取り巻く状況にも著しい変化をもたらしています。能が今後も生きた芸能であり続けるのか、それとも保護されるべき伝統の遺物になってしまうのか、その分水嶺の尖端で私たち能に携わる者たちは、道を懸命に探っています。しかし、皆共通して思っているのは、能ほど素晴らしい舞台芸術は世界中にどこにもないということだと思います。

これからこの「能楽雑記帳」では、その折々に私が考えていることを書いていきたいと思います。時には能以外のことに脱線することもありますし、専門的すぎて一般の方には何の足しにもならないようなこともあるかも知れませんが、お付き合いいただければ有難く存じます。
(編集部註・この原稿は3月11日の東日本大震災以前に書かれたものです)

■こども6人展

5月4-9日11-19時(最終日15時まで)ギャラリー街角(国立駅北口徒歩1分)。大内泰子さんが主宰する「あとりえジェネシス」に通う子どもたちが絵画を出品。
《問》042-577-0370同ギャラリー。

■五月の風

5月5-10日11-18時(最終日16時まで)コート・ギャラリー国立(国立駅南口徒歩1分)。「たかの台絵画教室」(小平市)の岡田和子さんら7人が出品。
《問》042-573-8282同ギャラリー。
http://www.courtgallery-k.com/

■城野由美子「Biotope〜小さな泉〜」多色刷銅版画展

5月7−29日(月、火曜休廊)13−19時、ギャラリー・フェイストゥフェイス(吉祥寺駅公園口徒歩5分)。城野(じょうの)さん(39)は自由学園卒業後、嵯峨美術短大版画科(現・京都嵯峨芸大)で銅版画を学ぶ。Biotope(ビオトープ)とは生き物がありのままに生息する自然環境のこと。城野さんが独特の色合いの多色刷銅版画で植物や花々、鳥や虫、小動物の世界を表現した新作、代表作と蔵書票、挿画を担当したこやま峰子詩集「しっぽのクレヨン」の原画など約30点展示。
《問》0422−70−0885同ギャラリー。
http://ftf2000.com/gallery

■4人展

5月10−15日11−19時(最終日17時まで)ギャラリーゆりの木(国立駅南口徒歩3分)。純金や純銀メッキのワイヤーや貴石、スワロフスキー、キリスト教に関するシルクプリントなどを使って製作するオーストリアの伝統工芸「クロスターアルバイテン」を、研究作家・貝道信子さんが主宰する「クロスターアルバイテンK」が出品。このほか手作りアクセサリーを目代佳代子さんとmimi-cuore(ミミ・クオーレ)が、バックを安藤泰子さんが出品。
《問》042−573−6663同ギャラリー。
http://www10.ocn.ne.jp/~yurinoki/index.html

■風景画展Ⅳ

5月11−19日(月曜休み)11−18時(最終日は17時まで)ギャラリー・スペースことのは(八王子駅南口徒歩10分)。伊藤和夫さん、笹山勝雄さん、武田信彦さん、船山佳苗さん、松木義三さん、山岸徳己さんが水彩画、油彩画、日本画あわせて15点展示。
《問》042—655—3351同ギャラリー。
http://www.gs-kotonoha.jp/

■大塩桃丘・大塩英生 日本画と彫刻展「寄り添う心と再生の祈り」

5月11−23日(17日休廊)11−19時(最終日17時まで)ギャラリー街角(国立駅北口徒歩1分)。日本画技法を用いた抽象表現作家の大塩桃丘(とうきゅう)さん(国立市中)と金属彫刻家の大塩英生さん(同)が出品。
《問》042−577−0370同ギャラリー。

■川上千尋 植物画展2011

5月12−17日11−18時(最終日17時まで)アートスペース88(国立駅南口徒歩2分、ファッションコージプランコ)。川上さんが水彩と鉛筆で描いた身近な植物の細密画を出品。写真はクレマチス(左)とオトメツバキ。
《問》042−577−2011同スペース。
http://kunitachi.shop-info.com/cgi/units/index.cgi?siteid=gallery&areaid=36236&unitid=artspace

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