連載「タウンズウェブセレクト」 東京・多摩のおみやげ スタート
大切なあの人に贈りたい、帰省の際に手土産として持参したい……。
「東京・多摩のおみやげ」に登録している商品463点の中から「タウンズウェブ」編集部がお薦めする逸品をご紹介します。
「鷹にまん月」
三鷹の森ジブリ美術館(三鷹市立アニメーション美術館)が2001年に開館したのを機に誕生したお菓子。満月に見立てた薄クリーム色のふわっとした生地の中にはさまれているのは、三鷹市特産のキウイフルーツを使ったキウイのジャムあん。食べやすい一口サイズで、子どもからお年寄りまでに人気だとか。
製造販売するのは「井の頭和菓子処 末廣屋喜一郎」(三鷹市)。1956年の創業で、ご主人の笠岡喜一郎さん(62)は2代目。看板商品の「どら焼き」はグルメ雑誌などでたびたび紹介されている。「鷹にまん月」は美術館が開館する際、三鷹和菓子組合から依頼があって開発したものだ。「キウイを使った和菓子は少なかったので、この機会に取り入れようと思いました」と笠岡さん。
しかしキウイは酸味が強い。試行錯誤を重ね、白あんを加えることでやわらかな味のあんを作り出した。包み込む生地は国産小麦と卵、上新粉、砂糖などにスキムミルクを加え、軽くてほんのりとした甘さに仕上げた。
スタジオジブリの宮崎駿監督が鷹の子をイメージしてデザインした三鷹市のキャラクター「Poki」をあしらったジブリデザインの包装紙も好評だ。
8個入り750円(税込み)。京王井の頭線井の頭公園駅から約500㍍の末廣屋喜一郎で販売。インターネットショッピングモール「みたかモール」(http://www.mall.mitaka.ne.jp/)でも扱っている。
infomation
井の頭和菓子処 末廣屋喜一郎。
10時−19時半営業、日曜定休。
三鷹市井の頭3−15−14。TEL&FAX0422−43−5030。
メール suehiro@mall.mitaka.ne.jp
HP http://www.sueki.jp/
2011年2月13日 12:45 PM | カテゴリー:東京・多摩のおみやげ